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6月27日の金曜日、福島の飲料をバイヤーさんに試飲してもらうために、都内某所のストアを訪れた。提案した飲料は好評だったけど、サイズの都合で置けないということになった。でもにこやかに雑談して、そんな中でストアから、「店内のスペースが空いてるのですけど、出店する人いませんか?」という相談があった。 値段を聞いてみたらずいぶん安い。僕は「それだったら僕が出店しようかな?」と言い、数日考えさせてもらうことにした。 場所はかつて僕が在籍したヴィレッジヴァンガードの目の前で、運命めいたものも感じた。ヴィレッジの人たちにも見て欲しいし、それが今のヴィレッジヴァンガードにとって何か良い刺激にもなればいいなと思った。 6月28日の土曜日、にたないけんのジョズエのライブを見に新宿レッドクロスに行った。去年はフジロックの真裏日で、それが面白かったけど、今年はちょっと早まった。にたないけんは冒頭からシビレさせてくれた。ああ、この人は本気でやってる。俺も本気でやらないとな。本気でやっていいんだな。そう思わせてくれた。 そのライブに行った時点では、出店することはほぼ決めていて、あと数日、自分の心の動きを見て確かめてから、出店連絡しようと思ってた。にたないけんの声を聞いたことで、ほぼ決定が、確定になった。 ライブ中、歌を聞きながら、出店のことを考えていた。屋号は何にしよう。AFTER FUTURE。アフターフューチャーという言葉が浮かんだ。この言葉は、福島の浪江や双葉の、原発事故被災地域に、数年前に行った時に浮かんだ言葉。何もかも流された広い土地、そこに繁る草原。一見するとのどかな、でもそこに何故か近代的な建物も新しく建てられている。その不釣り合いでアンバランスな感じ、自然なようでいて不自然な、その両方の感覚が、あるような、ないような、味わったことのない感覚。何かに酔ったような不思議な気分になる。そんな光景を、海辺に新しく作られた堤防の上から眺めていた。 SFが好きだった。AKIRA、攻殻機動隊、ウルトラヘヴン、サトラレ、星新一、井上夢人、etc。 科学が好きだった。アインシュタインに憧れていた。原子力発電は人類の科学力の結晶でスゲーと思っていた。 そんな僕だったけど、3.11からしばらくは、AKIRAを開くこともできなくなっていた。怖い。体が受け付けない。あのころ、エレキでなくアコースティックのミュージシャンも増えていたように思います。同じような気持ちだったろうか。 AFTER FUTURE。未来のあと。 原発被災地の堤防から見る景色は、僕が憧れた未来のあとの景色で、それが AFTER FUTURE という言葉になったのだろうか。 そんな言葉、AFTER FUTURE を屋号にしようか、うーんでもそれだと一般的すぎるかな。どうしよう。とライブを聞きながら考えていた。不意に、AFTER FUTURE RESONANCE という言葉が浮かんだ。レゾナンス。反響。共鳴。 RESONANCE、共鳴という言葉は、 僕が原発事故再発防止のためにここ3年ずっと思っていること、人の意識を統合していって(≒共鳴させて)、集合知の効率を上げること、コミュニティやファシリテーションの考え方と近いから、いいかなと思った。横文字続きでちょっとスカしてるけど、、まあ自分から勝手に出てきたもんだし、、 ・・・ それで6月30日の月曜日に、ストアに出店連絡したんだけど、 これがよくよく聞いてみると、出店スペースが僕の思ってたのの3分の1で、つまり僕の思った売場を実現するには、3倍のお金を払わなきゃならなかった。これは流石になあ・・どうしよう。と悩んで、お断りした。 ・・・ でももう、心には火が着いてしまってる。どうしようかな。。売場イメージも8割できちゃってるし。。やりたくて仕方なかった。 それで、前にちょっと福島売場の構想を話したことのある、横浜のCo-coyaさんに相談してみることにした。すんなり話がまとまって、今回の開催にこぎつけた。 AFTER FUTURE RESONANCE、やっぱ分かりにくいから、福島売場、にした。 ・・・ ・・・ ここまで読み返してみて、 ヴィレッジヴァンガード にたないけん AFTER FUTURE という言葉が、自分にとって強いのだと分かります。 ・・・ ・・・ 自分なりに、これを書く前に自己分析してたのは、 ◯ヴィレッジヴァンガード的なことやりたい ◯福島に関わりたい(ケジメをつけたい、罪滅ぼししたい) という2つの衝動の交点として、今回の福島売場が発生している、そして、 ◯福島と東京の、対等な交易関係を作る ◯地方と都市の、対等な交易関係を作る というのが、結果的に生まれる大義名分としてあったのですが、 どうもそういう説明の仕方だと、魂が乗らないというか、なんか抜けちゃってる感じがしたんですよね。バイブレーションというか。それで、今回こうして書いてみました。 #
by toshiokake2
| 2025-09-29 01:40
| Notes
その中で、今日9/23は「福島お話会」をやりました。 6人の人が来てくれて、僕も含めてそれぞれ、想いや関わりを話しました。 ファシリテーターとして反省は多々あります。もうちょっと冒頭で会の趣旨や経緯を話した方が良かったかなあ、とか。いやでも逆に、どうなるかわかんない状態を作って、流れに任せるのが意図でもあったから、序盤の各自の話をあんまりまとめようとしないで、もっとグチャグチャにした方が良かったかなあ、とか。 それぞれ話すことはできたので、それは良かったかな。そもそも1時間半でまとまるような話のテーマじゃないしなあ。 アフタートークで残ってくれた人とは、もうちょっと話ができたのもいつものこと。あの流れが会の中でもできればいいんだけどなあ。ファシリテーターとしての未熟さを感じます。 これからも続く流れの中の一つ、という時間になるでしょうか。 ・・・ まとまらないのですけど、ひとまず直後の雑感として。 脳がほんと疲れてたのですけど、これを書いていると治って来ました。これも興味深いこと。 開催はあと4日。★印の日が在店です。 #
by toshiokake2
| 2025-09-23 22:32
キッチンでタバコを吸いながら煙を眺める タバコってなんで吸うんだろう 毒でしかないのに 煙を見るのが好きなのかな なんて思う ファラオサンダースが何かの曲の最後に、 「音楽は煙のようなもの そして消える」 みたいなことを言ってたなあと思い出す。 音楽は煙のようなもので その瞬間は良くても その感覚は消えていく 誰かに「音楽は消えてしまう でもモノは残る そして思い出させる だからモノは強い」とか言ったなあと思い出す でもモノも消えてゆく 全ては長い時間の中では一瞬のようなもの フライパン 君がフライパンである時間はあとどれほどのものだろう #
by toshiokake2
| 2025-07-29 01:09
| feel
ずっと思っていることを走り書き的に。 ①権限と責任は表裏一体のコイン これは誰かも言ってたりするので、「まあそうかな」と思ってもらえる人も多いかと思います。そうでもない人には、聞いてくれたら説明します。ここでは割愛。 ②金銭は、それを設定する権限の多いところに、過剰に集まる これも、「まあそうかな」という感覚の人は多いかもしれません。 僕の具体的体験として、V社在籍時代に、「エリアマネージャー給与が現場店長給与より安いことがあるのはおかしい」という理由で、「エリアマネージャー給与を、現場店長給与より、必ず高くする」という意思決定がなされようとしていたことがありました。 これはもう僕からするとテンデおかしくって、いろいろツッコミどころはあるんですが、そのうちの最たるものが、「この意思決定をマネージャー以上だけで決定している(現場店長以下は意思決定に参加していない)」ということなんですよね。これは①から、マネージャー以上の過剰権限=過剰責任を招き、誰にとっても良くない結果を招きやすいと僕は思っています。 しかしながら、こうしたことをしてしまいやすいのも、組織というものの性質で、、 実際そのときはどうなったかと言うと、全社会議の時にそれが発表されて、でも意見のある店長は投書して良いことになってました。そこで僕は「マネージャー平均が店長平均より高いことが世間一般の普通かもしれないけど、スター店長はマネージャーより高給でもいいんじゃないでしょうか?プロ野球でもスター選手は監督より高給だったりするでしょう。その方が、夢があります。」と投書して、採用されました。 つまり、会社としては、「マネージャー以上で意思決定(仮)したものの、現場店長にも意見する機会は作った」「実際に、現場店長(僕)の意見を採用した」ということですね。V社の自由の魂はまだ生きてました。 さて、 この件を②に照らしてどういうことか解釈すると、 「マネージャー以上」という、 「金銭を設定する権限の多いところ(現場店長以下より)」に、 「金銭が過剰に集まる(現場店長以下より)」という現象が起こりそうになっていた、あるいは起こってしまったワケです。 まあ、そりゃそうですよね。 マネージャー会議で誰かがそんなこと言い出したら、 ほかのマネージャーは「NO」とは言いにくいですよね。 自分は得する話だし。 自分が「NO」と言うことは、その場にいるほかのマネージャーを敵に回すリスクあるし。 なかなか構造的なエラーだなと思います。 まあそんなわけで、 僕の場合はこれを実体験として強烈に覚えていて、その後にいろいろ見聞きして、 ああ、あの出来事はこういう意味があって、こういう構造になってたんだな、 ああ、これって他の会社や社会で起きていることと、構造的に一緒だな、 と解釈したわけです。 よって、「②金銭は、それを設定する権限の多いところに、過剰に集まる」というのが、僕の体験的にも、机上の論理的にも、この社会で起こっていることだなあ、というのが僕の見方です。 これでほんと、いろんなことが説明できます。 なんで、AIでもできそうな証券の仕事とか、カネを左から右に動かすだけの仕事が高収入で、 なんで、エッセンシャルワーカーとか、喫茶店とか銭湯とか、社会にほんとあったほうがいい気がするけどなー、という仕事が低収入なのか。 ただ、「②金銭は、それを設定する権限の多いところに、過剰に集まる」からなんですよね。 ただ、おカネに近いところにいるだけ。 かく言う僕も、エネルギー関係の仕事をして、僕の感覚的には、喫茶店時代やV社時代より、高収入をもらっている気がします。これなら、もっとあの頃もお金もらって良かったんじゃないかな?って思うんですけど、やっぱそこは上記の理由による社会のイビツさ、でしょうか。 ・・・・ 走り書きでした。 ちょっと一面だけ抽出しちゃってる気もするんですが、ひとまず。 一応補足) V社大好きですよ、今も。 V社や、社会のそうした仕組みをバッシングするために書いたものではありません。 社会の現状を把握して、次に進むためのものです。 #
by toshiokake2
| 2025-07-26 22:59
| Notes
日曜に、三輪二郎のライブに行って来た。 ちかごろはライブなんて年に2回ぐらいしか行かないから、2日続けてなんてめずらしい。 ーーーーーー にたないけん にたないけんのバンド「ジョズエ」のライブは、 ああ、本気でやっていいんだな、 俺も、本気でやっていいんだな、 と思わせてくれるものだった。 この人は本気でやってる、 あいかわらずずっと本気でやってる。 俺は? 幸いなことに、本気でやれる機会を近々もらえるかもしれない。ライブ中ずっと、そのことを考えていた。そのときどうしよう、というイメージがどんどん湧いてきた。 ーーーーー 三輪二郎 三輪二郎、さん、の曲は、ずっと前から知っていたけど、そこまで、めちゃくちゃ好きでずっと聞いてます、とかいうほどではなかった。以前は。 それがなんでか、ここ数ヶ月はハマるようになって、よく電車で聞いてたりする。 ーーーーー 納豆が食べられるようになった時のこと 好きでなかったもの、嫌いだったものを、食べられるようになる瞬間というのはあって、 納豆が子供のころからずっと嫌いだったけど、34才くらいの時に、急に食べられるようになった。 そのころは、店を始めたばかりで、震災からちょっと経ったくらいで、子供が生まれて少しで、そんな時だった。 ちょうどそのころ、あんまり好きじゃなかった酢の物も、好きになっていた。 なんで食べられるようになったのか、分からない。 ーーーーー 三輪二郎さんの曲、好きになったのはなんでだろう。 今年の3月ごろ、生まれて初めて、軽度の抑うつ状態になった。 去年の7月ごろからずっと仕事を頑張っていて、それであんまり頑張りすぎたのかもしれない。 3月上旬に大事な仕事を終えたとき、1週間くらい経っても疲れが取れなくて、むしろ、段々疲れが増していって、よく寝てるのにこれヘンだな?って思った。 文字もあんまり読めなくなった。 長い文章が、意味が頭に入ってこなくなって、見てるのに全然わかんない。 人の話も、長い話は意味を捉えられなくなった。 こりゃやべえ、これたぶんアレだな、鬱ってやつじゃないかな、と思って、 ChatGPTに聞いて、「軽度の抑うつ状態の可能性があります」って返事をもらった。 抑うつっていうのは、簡単に言うと、鬱の手前みたいな状態で、それも「軽度の抑うつ状態」なので、まあ軽いっちゃ軽いです。 それでも、上記のような症状はあったので、なかなか仕事もままならず、上司にも報告して、仕事を軽めにして、それで段々回復した。 それから、5月くらいからだろうか、三輪二郎の歌を思い出した。 「おもいで」という歌で、こんな歌詞があります。 ーーーーー うれしさと くやしさで 僕の心は震えている ーーーーー 前回のblog「随想 飛行機から見た景色」で、僕は、「悲しさと嬉しさが同時に込み上げてきて」と書いた。ああ、だからその時かな、そのころになぜか、三輪二郎の「おもいで」が思い出されて、 ーーーーー うれしさと かなしさで 僕の心は震えている ーーーーー と勝手に替え歌して、歌っていた。 僕はちかごろ、2つの相反した気持ちが、両方とも実はあるよね、みたいなことを学んでいて、 だからか、三輪二郎の「おもいで」のフレーズがハマったのか、それとも全然関係ないのか。わかんないのですけど。 それから三輪二郎の歌が妙にハマるようになって、電車でずっと聞いたりしています。 #
by toshiokake2
| 2025-07-02 02:18
| feel
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