大奥14巻など


駅地下のツタヤで大奥14巻とブルージャイアントの新刊を借りて来た。

大奥は良い。

かつて漫画を中心に経営していたあの喫茶店の店主でありながら近ごろはすっかり漫画への興味を失い、もはや現代に読むべき漫画などほぼないとウソブいているが、、

いま新刊が出たら必ず読みたい漫画は、

大奥(よしながふみ)、、あとなんだろう、、

ヴィンランドサガ(幸村誠)、

バガボンド(井上雄彦)、、

それぐらいか、、

へうげもの(山田芳裕)、
ブルージャイアント(石塚真一)、

そのへんはまあ、ヒマだったら読むかな、といった程度だ、、

ヴィンランドサガもアシェラッドを切って、奴隷になって、開墾して、、というところまでは抜群に面白かったのだけど、それからちょっとな、、一瞬一瞬で、良いところはあるんだけど、、まあ、幸村さんも僕と同世代で子供も3人いるし、いろいろあったりなかったりするんだろうな、、とかかってに思っています。

あの牧師さんもっかい出してくんないかな、、あの人がキーになると思ってたんだけど、、

まあでも幸村さんは好きなのでいつかまとめてそのうち読むでしょう。

それ以外に、若手の作家さんで、この人いいな、、というのがほんと居ないんだよね、、雲田はるこさんと、鳥飼茜さんはすこし気にしてるけど、、まあ必ず読みたいと言うほどでは、、ギター弾いたり畑行ったりしてる方がたのしい。畑近ごろ行ってないけど、、。あと今回の(もう前回か)BIGISSUEおもしろそうだったので買った。なんか近ごろまた良くなって来たんかな。一時期へんに軽くなって迷走してた気がするけど・・。なんの話だっけ。

ああそう、漫画。
新井英樹さんもやめちゃったしな・・。

まあまあ。

大奥。

大奥の良さは、ヨコ軸とタテ軸。

ヨコ軸の、それぞれの時代で主要キャラをとりまく人々とそのやり取り、心の機微にふれた台詞回しがすばらしい。さすがよしながふみ。僕みたいに女心を持ちつつ男のようにクヨクヨ悩むタイプの人間にはうってつけの人です。

そしてタテ軸。

これタテ軸とはゆわんかもしれんけど、
徳川幕府初期からずーーーっと物語を進めて来て、もう幕末も近くなって来ると、登場人物は違っているものの、背負っているものはずーっとつづいているから、違う登場人物でありながら、ひとつひとつのキャラクターがずーっと生きて来て物語を紡いでいるよう。もう14巻とかなると、それまでの経緯とかも思い出しながら読むから感情移入してしまう。我が子、というか、なんか知ってる人たちの話を見ているみたい。よしながふみファンの女性でも、この男性ウケしそうな時代モノの世界観になじめない人がいるようですが、僕は好きですね。最初数巻はそうでもなかったけど、だんだん良くなって行く感じ。つまりタテ軸とは、このずーーっと続いて行く時代の流れのことを言っています、僕は。14巻を読んでいるときに、それまでの時代のことを想い、同時に、これからの時代のこともおなじような長さで想像する。先にある感じがする。一瞬を読みながら、それまでの時代の流れと、それからの時代の奥行を感じる。なんかそういう感覚がすきです。

このヨコ軸とタテ軸が同時に展開されて行く、物語の広さ。

・・・

漫画なんかチャチャっと読めるだろ、と思ってツタヤのレンタルを明朝までにしてしまった。明日も仕事が早いのに、ブルージャイアント2冊読まな。いそがしいんだかヒマなんだか。

あ、ブルージャイアントはソントン君がホメてたのでかりました。
御朱印帳なくしてごめん。

・・・

あ、そーだ。
宮古島の須磨くんに島ニンニクを送ってもらったので、ほしい人いたら声かけてください。まあ、いつ渡すんだよ、ってかんじですけど。無農薬無化学肥料でウマいよ。

・・・
・・・

ああ、そーだ。
大奥について、書きたかったことを思い出しました。

よしながふみの漫画はやさしい。
大奥も、ドロドロした面も多くてツラい時もあるけど、やっぱりやさしい。

「生きましょう」ってカンジだ。

宮崎駿は、「生きねば」。

宮崎駿の「生きねば」「生きろ」には、奮い立たされる面もあるけど、その反面、つかれたり弱ってるときだと、ちょっとキツい。ゆったらまー、躁鬱病の躁状態みたいなもんだ。むりやり躁にもってくよーなもんだ。宮崎駿の「生きろ」は「死ね」と表裏一体です。「死ぬまでやれ」ってカンジだ。

よしながふみはやさしい。

「生きましょう」ってカンジだ。

「それでも、生きましょう」と。



(2017年5月5日閉店予定です。喫茶部門の通常営業は行っていません。)

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by toshiokake2 | 2017-04-16 22:27
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